Kiichi Watanabe さんとの問答

> >>>Mogi>

今回の明度についてテーマ明度について私の持論を説明します
>
> まず、明度計は明るさを測る測量計です。光がものに反射した物(これが何でもいいんです)物に当たって反射した明るさを測ってそのレベルの明るさを決めます。それを表現する為に黒から白10段階に分けて作って有ります。
>
> つまり発光体が発した光が何かに当たって反射した明るさを測り、その反射した明かりの明るさに段階を付けたのがレベルで1から10番まで。これをカラーに使用し手1から10までの段階を付けたのが、カラーレベルです。
>
> 発光体自体には明度が有ります、蝋燭の炎。焚き火の炎、電球、太陽、等です。
> それぞれの明かりを度合いを測るものが多く有ります。電球のワットの単位は、確か一本蝋燭の炎の明るさを、1mはなれた白いバック場所で明るさをで計ってそれを1ワットの単位にしたと記憶に有ります。
> グラム、センチメーター、マッハ、メガバイト、インチ、ポンド、等多くの測量計が有ります。

それは何かを対象に誰か頭の良い人が、決めて、それを使用して何かを測量します。
> 物には重さ、長さが有りますが、それ自体では正確に、重さ、長さを表現できないので, キログラム、Cmの測量計を作りそれで表現します。
>
> カラー自体は発光体で有りませんので、カラー自体には明度は有りません。
>
> 人間が色を認識するのは、太陽光線のスペクトル、眼科、脳の話になりますからここでは省きますが
>
> まず目を閉じてください、カラーは見えません、明るさは感じます、(これが明度を感じています)
> 目を開けて、真っ暗な洞窟、暗室で、カラーを見立て下さい、全く見えません。何らかの発光体が無いと、物は見えませんし、物にはカラーが有りますがカラー自体には発光体が有りませんから、「明度は有りませんが正解です。」
>
> カラー自体に明度か有ると感じるのは、普段人間は明るいところで物を見ます, その時には物に光が反射して色を感じているのでそう感じますが、光の無いところではカラーは見えません。
> 明度計は「黒から白になる反射率を測って10段階に分けて有るだけす、」これを英語では、グレイスケール、ブライトスケールと表現しています。これ自体にもカラーは有りません、」
> それで測って有るカラーを見ていますので当然と思い込んでいる人が多いのですが実際はカラーに光が当たって色が見え、その明るさを単純に明度計で決めたのがカラーレベルです。
>
> キログラム、CM測量計自体には、重さ、長さはありません、それを使用して重さ、長さを測ります。
>
> これは大変重要な事です、カラー自体に明るさが無く、光によって色味、色彩、違って見える、ヘアーカラーも、蛍光灯の下、太陽の下、電灯の下、曇っている ときに同じカラーでも色味が違って見えます。顧客が一番過ごす場所の明るさに対処するカラーも考慮する必要が有ります。
>
> 如何でしょうかこれでご理解できましたか??

KW>>


ご説明頂いた内容は、良く理解できますし、自分自身これまでも、ある程度の年月をかけて勉強してきたつもりです。ですので、上記の説に特に反論も質問もありません。
しかも、この手の議論は、既に約200前に終わっている事ですので…。

ゲーテの色彩論が、ニュートンの光学と根本的に異なる点として、色の生成に光と闇を持ち出しているという点です。ニュートンの光学は、あくまで光 の研究です。闇とは単なる光の欠如であり、研究の対象になることもない。しかしゲーテにとって闇は、光と共に色彩現象の両極をになう重要な要素でもあった のです。もしもこの世界に光だけしかなかったら、色彩は成立しない。もちろん闇だけでも成立しない。光と闇の中間にあって、この両極が作用し合う「くも り」の中で色彩は成立するとゲーテは論述しています。

ニュートンの光学は、色彩が屈折率という数量的性質に還元されて理解されるのに対して、ゲーテは色彩を、より感覚的側面から研究することの重要性を説いています。

私が言いたいのは、光のスペクトルを感じる「眼」と「脳」に違いがある以上、ただただ数量的で規格的な尺度では、あまり意味が無い、ということです。
しかし、視覚と感覚(脳がどう捉えるか)を超越した尺度など、存在するはずは無いので、結局どうどう巡りの議論になるより仕方ありません…。

正しく計測し、判別し、確定しても、感じるのが『人』である以上、その(個別の)感覚やセンスの理解無くして、何の意味があるでしょう。

ゲーテいわく
「色彩は光の「行為」として捉えられている。すなわち生けるものなのである。「語りかける自然」語りかけるとは、語るものと、語りかけられるもの があってこそ成り立つものだと言える。色彩は単なる主観でも単なる客観でもなく、人間の眼の感覚と、自然たる光の共同作業によって生成するものである。
音や香りなどの感覚もそうだが、色彩には、ただ客観的な自然を探求しようとする姿勢では捉えられないものがある。色彩は数量的、客観的に分析さ れる光の中に最初から含まれているとすると、客観的に光を分析してゆけば色彩のことが分かるということになる。灰色の像を黒地の上に置くと、白地の上の同 じ像よりも明るく見える。この像を単独で、客観的に分析するだけでは明るさの違いは説明できない。これには眼の作用が関わってくるからである。」
更に、
「対立するものが呼び求め合う、というこの運動は、自然のうちに見いだした分極性の働きである。眼はひとつの色彩の状態にとどまらず、明るさと暗 さという両極にあるものを呼び求め合うことによって、新たなる色彩を生み出す。静止した対象としてではなく、生成するものとしての色彩を見いだすのであ る。生きるとは活発に運動し、新たなるものを創造することである。」

参考文献
「光学」 アイザック・ニュートン著
「ゲーテの色彩論」 ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ

> >>>Mogi
ここでの問題は、単純に「カラー自体に明るさは有るか??」の一点に有ります。
>
>
>KW>
勿論そうです。
>
>
>Mogi>>>
カラーが見えることは「人間が色を認識するのは、太陽光線のスペクトル、眼科、脳の話になりますからここでは省きますが」
> > と述べました。
>
>
> Kw>>
それも忘れてはおりません。
> 眼の話も脳の話もしていません。ゲーテの話を持ち出しましたが、あくまで「光と、それを捉える感覚」のことを理解して頂きたかったからです。
>
>
> Mogi
>>>> カラーを如何感じるかの、色調、彩度はゲーテのフォラサフィで良いと思います。それでは、実際にカラーを製作する尺度が出来なく成ります。
>
>
> KW>>
仰る通り!!!
> 尺度を作ることなど、はじめから不可能だったのです。
>
Mogi
>>>>>この辺は私自身の性格で最低の尺度が欲しいと感じますが??
> Kiichiさんとカラー感性の話をしてもきりが有りませんのでこれ以上は行いませんが、Kiichiさんがはっきりと理解して頂いているなら、素晴らし い事ですが、説明するときはもう少し単純にしていただけたら私も助かります、 今後もよろしくお願いします。
>
> KW>>
> 私も、これ以上「卵と鶏」の話は御免です(笑)。
> こちらこそ、Mogiさんにはっきりと理解して頂けているのであれば、それで満足です。
> 今更ですけど、文章って難しいですね!
> >>>Mogi
私も良くそう思いますし、会話でも意味が良く伝わらず、私の質問が良く解らんと言われます。
日本カラー協会のレベルシステム5-15段階を是非とも世界共通レベルに出来るよう日本で修正していただければこんな嬉しい事は有りません。
>
> KW>>
> 薄々お察しのこととは思いますが、残念ながらそれは不可能です。
> Mogiさんもご自身で仰ってる通りです。
> それに、私の頭の中には「私だけの、私にしか解らない、私にしか必要の無い」グレイスケールが、既に完成しております。
> 自慢でも何でもなく、いっぱしのカラーリストを名乗っている以上、当然のことです。
> そして、それ以外のグレイスケールを「尺度」として信頼することは、いままでもこれからも、絶対にありません。
>
> 何故か?
> ご説明致します。
>
> 決定的な前提条件として、カラーリングデザインを「誰」が評価するのか?という問題があります。答えは
>
> 「お客様(クライアント)」です。美容師(カラーリストも含む)ではありません。
>
> 次に、世の中には、様々なメーカーの様々なヘアカラーリング剤が存在しています。メーカーが勝手に名前を付けて販売している製品を、何の根拠も無しに「ハイそうですか」と信じている方の神経を疑います。
>
> これは想像ですが、もしかしたらMogiさんは(大川さんもそうかもしれません…)多くの美容師さんに教える立場でいらっしゃるから、明快な「答」を求めているのではありませんか?
> もしそうなら、答を求めること自体が間違いです。

> >>>Mogi>>>

基本線を求めておりますが、明確な答えはそれぞれが判断すると言う事を述べています。
カラーレベルにしても、明るいレベルで6-7としても(世界基準です)それを細かくすれば、6.1、6.01,6.001と際限無くカラートーン が出来ていきますので,出切るだけそのレベルで、6レベルぎりぎりのレベルカラーか、中間か、7レベルに近い6レベルかを見極めて、アンダーレベルを考慮 し、カラーを調合し、どうするかを判断しろと指示をします。

KW>>
> 美容の大先輩に、無礼を承知で申します。
> 本来「学ぶ事を学ぶ」のが教育であります。決して答を教えることではありません。
> ヘアカラーリングを考える時、どんな道筋で、何を学び、どこに向かうべきか?
> それに対するヒントさえ渡してあげれば、殆どの人は勝手に答を出します。そもそも、優秀な生徒に教師は必要ありません。逆に、不真面目でいいかげんな人には、どんな立派な教師であっても、正しい道筋を示すことは難しいと思われます。
>>> Mogi>>>
これは全く賛成で文句も有りませんが、その生徒に有ったのは大川勇治だけでた。彼は私をとっくにカラーに関しては追い越しています。
教育論を始めると又大変ですが、私の持論ですが、学歴だけに絞って述べますと(頭脳明晰と言う見方らです)全国の高校生、5%のトップの中、1- 2%が日本なら、東大、京大、に入学、その中の5%が又は、1%が貴方の言う方ではないかと感じますが???人間のやる気、直感、性格、運は頭脳に関連は 有りますがそうでない場合が多く有ります。これが人間の面白い?不可解なところです。
KW>>
> 私の理想は、全ての美容師が、私の様に「自分だけの尺度」を持つ事です。今迄も、その為の教育に全力を尽くしてきました。しかし、日本の様に、一番大事な教育を、美容メーカーが担当している様では、全く話になりません。
> もちろん外部講師として、美容師に依頼をしていますが、その美容師にギャラを支払っているのはそのメーカーですから、結局「教育分野を握られている」ということに変わりはありません。言っている意味は、お判り頂けますよね?
> 自社製品の都合で「尺度」を作られても、迷惑なばかりですし、メーカーに依存しなければ、その偽物の尺度すら教えてもらえません。
> 結局、自分達で自分達の首を絞めているのです。教育をサロンの外に委託する様になってからの事です。
>
> こういった事情で「尺度」が必要なのは解ります。が、その為に、更に愚かな美容師を増やす事になるとしたら?どうでしょう。
> Mogi>>>
>>>>考えは理解しますが、やはり一定の尺度が有り、大勢の人が理解し、その上で、自分なりの解釈をする事が肝心なような気がしますが如何でしょうか??
KW>>
> 古(いにしえ)の先哲(せんてつ=偉大な先輩達)が、宇宙や自然の調和をその肌で感じ、そのことを自分自身で理解し到達した様に、我々美容師も、自分の力で、本来あるべき姿を求め、その為の努力を惜しんではならない、と強く思います。
>> Mogi
>>>>これは私が、幼少、小学生から中学生にかけて考えた事ですが、その時は、単に学校宿題、勉強しなくても問題ない、と考えて自分がその時す る学業をあまり努力せず居ましたが、その後この業界に入り、まずは知識の有る人から勉強した方が物事を見ることが早く出来る、一流大学には一流教授が居る チャンスが有り、生徒も優秀、そこで切磋練磨され、さらに卒業後努力をする事が、古の人立ち以上に進歩出来ると気が付きましたが、しかし既に可なり遅い気 がします。
> KW>>
> そういう意味において、Mogiさんの姿勢は素晴らしい。自分の意思で勉強に勉強を重ね、現在に至っておられる。だからこそ「人を導く(教える)」ことができるのです。どうせなら、自分みたいな美容師を育てたい!と思いませんか?
Mogi>>
>>>>何時もそう思っています。
と言うより、美容師で自分位に成る事位そんなに難しい事ではないのでと何時も感じますが??
それでも少ないのような気がしますが?
KW>>
> だから、「答」を次に託すのです。結局自分が出した答えは、自分のものでしかないから…。
>
> 偉そうな言葉の数々、ご容赦下さい。
> それから、また何かありましたら、是非ご指導下さい。
> Mogi>>>
>>Kiichiさんに素晴らしい事を学ぶことが出来ました。
自分をさらに磨きをかけるように楽しんでチャレンジしていきます。

KW>>
> 追伸
> この一連のやり取りは、ご自身の日記に転載して頂いても結構ですよ!
> その他、どの様に使われようが、いっこうに構いませんので。

Mogi

追伸

皆さん!!!日本でカラーを勉強するなら彼のところに行って是非勉強してください。
「それに、私の頭の中には「私だけの、私にしか解らない、私にしか必要の無い」グレイスケールが、既に完成しております。」
これを是非彼の頭脳から引き出して来てください。私も是非機会が有れば聞きたいです。

彼のweb site 下記に有ります

カラーリスト(ヘアカラー専門の美容師)です。http://www.thesalon.jp/
http://twitter.com/THESALON_JP
http://thesalondiary.tumblr.com/
http://www.jhdac.org/

カラー教室#5カラーウィル作成 赤に青を加える

Kiichi Watanabe さんとの問答 #4」への4件のフィードバック

  1. hairmogi より:

    ぶり2008年05月29日 17:02
    髪を染めてもらう時いつも美容師さんに任せてしまう私なので、色彩から人材を育てるまで、このトピックの奥の深さに感銘しています。
    ゲーテと言ったらFaustしか思いつかなかったので色彩論ときいてこれまたびっくり。とても勉強になりました

    1. hairmogi より:

      ぶりさん
      有難うございます。一般の方のコメントは美容師には一番有りがたいです。
      私に来られる顧客は私を気に入って頂いている方達ですので、来られなくなっている顧客の方の理由を聞く機会が有りません。その為何時も自分は一番うまい仕事をしていると錯覚している場合が多く有ります。
      これからもコメントお願いします。

  2. hairmogi より:

    kuu2008年06月15日 18:57
    足あとからきました。
    私はカラーアナリストをしてます。光の説明が明確で感激しました!
    美容師さんでありながら色のプロでもありますね。
    ここまで色をご存知の美容師さんがいらっしゃると嬉しいです。
    美容室にも営業に行きましたが「カラーねぇ・・・」となかなか受け入れてもらえません。
    色って大事なのに・・・。
    突然のコメントで失礼いたしました。

    1. hairmogi より:

      kuuさん
      コメント有難う御座います。
      カラーアナリストのお仕事も大変ですね。私自身も何度かセミナーを受けましたが、私自身にどうしても想像のカラーが出てきません。カラーは想像できますが、それを人間に着せ、壁カラーを壁に塗ってどう全体が変化するのを想像する事が出来なくて、今でも困っています。

      ヘアーカラーに関しても、このようなカラーを出したいと想像して計算はしますが、それがその人にどう調和するのか?それは未だ解決していません。ヘアーカラーが出来て、それが、明るすぎ、暗すぎ、暖色、寒色になってそれを調整する事は出来ますが、その時は、顧客の好き嫌いと私の好き嫌いに調整しているような状態です。

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