1)へアーカットとは

ヘアーカットとはから始めます。

1)髪を切るのとヘアーカットの違い
2)誰が上手い下手かを決めるか
3)理美容料金の設定
4)一流の理美容師とは
5)一流の理美容師になるには
6)訓練、練習、鍛錬の違いは
7)理美容師の訓練、練習、鍛錬とは
A)指、手首の訓練
B)体の動きの訓練
C)自然な体の動きとカットの関係
D)道具の持ち方、鋏、櫛、

ヘアーカットとはから始めます。
1)髪を切るのとヘアーカットの違い
ヘアーカットと一言で言っても鋏を持って髪を切ればいいだけの子供でも出来るようなレベルのものもあれば、髪を切って一つのデザインを作るというかなり訓練した人ではないと上手くいかないレベルのものもあります。

世界中に大勢の理美容師が活躍しているのに、単純な、女性ワンレングススタイル、男性スクエヤーカットを正確に切る理美容師の少ない事、その数少ないカットする理美容師でも作品を仕上げるのに時間を掛けている。と言う事が現状です。

ヘアーカットが困難かと言うとカットの訓練をしない事、訓練の方法を知らない事といっても過言ではありません。

仮に訓練していたとしても正しい訓練していない限りせっかくの時間も能力も効果が少ない事になります。
日米理美容学校での違い

現状でのカット訓練、練習方法としてはアメリカでは、理美容学校でいきなり顧客をカットする。 美容学校が低料金サロンを兼ねていますので朝から大勢の人が来ます。学校でウィッグで練習するのは非常に短く又は全然しません。
アメリカは人間を使用して練習するのでその延長でサロンでも顧客を相手に練習して料金を取る。 実践で覚えるのは最高の方法ですが、技術がないと会話で勝負するように成ります。

日本では、ウィッグをカットして練習させる。実際のカットはサロンでカットモデル練習して後一定の基準まで来たら顧客から料金を取る。 日本理美容師さんは良く皆さん練習しています。夜遅くまでカットモデルで練習をしています。
出来れば昼間時間のあるときにカットモデルを来てもらい、練習するともっと効果が有ると思いますが?どうしてそれが出来ないのか?何時も疑問です。どうしても実践に制限が有ります。

可なり厳しい意見ですが。

両方とも下手でも料金を取って顧客の髪の毛で練習する事に変わり有りません。理美容師のライセンスは下手な(素人に近い人間が)顧客から料金を取る為に有るといってもいいと思います。

「007はライセンスでKill」ですが理美容師のライセンスは「下手がライセンスで金を取るlicense to steel a many」と言えるかもしれません。

私の時代は、私が初期の頃、2年間は下回りと子供のカットで、成人カット始めて3年間位は必ずサロンオーナーがカットチャック、修正して、顧客と会話し、後で修正を指摘されましたが、今では日本では如何でしょうか?アメリカではまず有り得ませんが。私のサロンではそれをアメリカ人美容師にしていました。教育の仕方で問題は有りませんでしたが。

他の職業でプロと言われる仕事を見てみましょう。

アーテイストは現在アートスクールで大学まで行き、(絵、グラフィック,写真等) 料理人は料理大学まで行き、スポーツの選手も(例外だけを除き)大学まで行き、弁護士、会計士、経営学はマスターを取り、医者はさらにドクターコースに行き・・・と

以上のようにプロになって料金を取るまでに厳選された人間が大変な時間と練習と、お金を掛けて行きます。

プロスポーツ選手年棒が話題に上ります。その年棒が高いか低いかは判断できませんが、彼らは子供のときから(5-6歳)毎日何時間も練習し、コーチが付き、高校、大学に行く時までには、すでに10年以上の経験を正しい指導で行っており、プロになるにはそこから厳選され、実際にプロで活躍するのはごく一部がさらに厳選され、プロ選手にコーチがつき指導され選ばれた人間が素晴らしい技術で競技を行います。
大勢の人が見物に行き楽しみます。ここまで来るあいだ彼らは年棒、給料を一切もらっていません。一度怪我,スランプになると引退と言う厳しい現実が有ります。

一般人が料金を支払ってでもその競技を、会場で、またTVで観戦しするのは多勢の人が少なからずもその競技の知識、参加した経験があり、又はプロ解説者によってその大変さを知っているからです。

芸術家の人たちも同じようなことが言えます。私たちも一度は絵を描いたり、楽器を演奏したりした経験があると思います。食事も自分で料理する経験があります。健康に関しても自分で管理し、調べたりします、税金、公文書を書いたり申請したりする事も経験しています。

自分で経験した事はその大変さと、困難さを認識し、それを簡単に上手く出来る人をプロと呼びそれなりの料金を支払うという事が現実での世界です。

2)誰が上手い下手かを決めるか

ではヘアーカットについてはどうでしょうか。

髪の毛に関しては一般人は知識が少なく、特にカットに関しては、自分で自分の髪をカットしたり、他人をカットする人は数少ないでしょう。自分で切るとすれば、単に長さを切るだけで、カットでスタイルを作ることは出来ないと思っているのか?試みないのか?いずれにしてもカットに関しての知識、経験が一般の人にはほとんどと言ってよい位に有りません。

カットスタイルに対しての評価は顧客個人の好みが左右します。
此処までは芸術、料理等と似ています。

違うのは顧客の好みのカット、スタイルが理美容師の上手い、下手の評価になりますが、この評価は顧客各個人の好みの評価であり、専門家から見ての(画商、批評家、専門の審査員等)ではないということです。

この2点が理美容師が他の専門職業と大いに違うところです。

そしてこの2点の為に、下手な美容師にも顧客が付くため(気に入らない下手と思う顧客はこなくなりす)、顧客は来てくれるので下手な理美容師は訓練せず、反対に顧客は上手い美容師に対する技術の評価が理解できないために美容師は料金を高く設定することが出来ない現実です。又美容師も自分の力量を良く理解していない事も関連します。私も含め自分の力量、技術がどれくらいの価値は自分では評価しにくいと言う事です。

これは一般顧客のせいでなく、我々先輩、現在もそのような仕事、情報を提供していないし、そのような専門家も居ません。
これから、そのような人物を選び出し、活躍してもらうのと、一般の人に友人同士で多いにカット、カラーをしてもらいその大変さ、違いを認識してもらう事が必要です。
私の好きな番組で「何でも鑑定団」これで本人の評価と、専門家の評価が高い、低いと可なり差が有りますが、製品と言う物との違いは有れ、美容技術の評価も一般の人と専門家の評価の違いが似ているなと感じます。

美容コンテスト
これは毎年各地で開催され、世界大会も2年に一度各国持ち寄りで行なわれています。これはコンテストですから、一定の条件で、規定以内の作品を、一定の時間内に仕上げて、プロ審査員が評価して,参加者の中から順位を決めます。スタイルが大体規定で決まっているので、そのスタイルに似合うモデル探し、カラーを、セットしますので、中には実際のサロンでは使用できないと言う声も聞きます。これは競技で言えば、ジムナステイック競技、アイススケート競技、スイミングダイビング競技と似ています。
同じ演技でもサーカス、アイスショーで行なう事とは違いますが技術的な事でしたら当然活用されています。

残念なのは、一般の方が競技会事態を知りませんし、それで優勝しても料金は変化しないか、変化してもごく僅かです。

これも我々が一般の方に知らせていない、情報を出していない為です。

3)理美容料金の設定

最近の美容雑誌「Bob]特集で「料金が上げられない」が有りました。
如何ですか?みなさんはご理解頂いたと思います。

日本は特殊な世界です

理美容料金平均価格が有り、日本は平均価格が本当の平均価格です。これは実に不思議です。アメリカにも平均価格を算出すれば有りますが、格差が多きくて、あまり役に立ちません。理美容業界に限っても、NYサロンで$900カットも有れば、$5も有ります。
平均料金を出すとすると、カット、シャンプーで、$20前後でしょう。
この現象は如何してか?低料金サロン、平均サロンは顧客の懐具合に?顧客の所得に標準を当てています。アメリカの平均家族平均所得は何と年収3万ドル前後(300万前後です)と言われています。日本は年収5万ドル前後ですか?(500万前後)そのアメリカには桁違いな金持ちが大勢居てこの結果ですから、低料金サロンはその所得階層を狙っています。「髪を短くすれば良い」と言う感覚です。子供は高級サロンにはほとんど来ませんし、家庭で母親がカットしているようです。

逆に自分は美しく有りたいと思う人は料金をあまり気にしません。
サロン、美容師自信がTV、一般誌に出演多いに売り込み、情報を流します。それを又、雑誌、TVが取り上げます。
日本で一時はやったカリスマ美容師ですが美容師自信に魅力がないと長続きしません、こちらでは美容師が一般知識人と対等に話が出来る事がポイントで成功しています。
私が言いたいのは一般の方に専門家が解説して説明して上げないと、何時までも料金は上がらないと言うことです。

今日はこの辺で

2)一流に成るには

1)へアーカットとは」への6件のフィードバック

  1. hairmogi says:

    ぶり
    2008年06月11日 15:57

    2)誰か上手い下手を決めるか

    Mogiさんの意見に賛成です。どんなに腕の良いと言われてる美容師さんでも、コミュニケーション不足で全然違う髪形にされた時は、「下手」の部類に入ってしまうのでは。でも同じカットをしてもらうのでも、人によって2-3か月経ったあたりで枝毛の数が違うので、私の中では「コミュニケーションをきちんと取れて、3か月経っても枝毛が出ない切り方が出来る人」を「上手い人」の基準にしています。
    (←はい、もちろん独断と偏見ですー笑)

  2. hairmogi says:

    Mogi

    2008年06月14日 06:23

    ぶりさん
    コメント有難うございます。

    言われてるコメントは「コミュニケーション不足で全然違う髪形>>」はカットでの不出来ではなく、意志の疎通の問題ですね。
    昔サッスーンで働いていた,日本人美容師で腕の良い美容師が居ましたが言葉のニュアンスが理解できず、丁度ショウトヘアーをサッスーンが押してた時に顧客でショルダーレングスより少し短い女性が来て「1-2インチの長さにカットして欲しい」と彼は聞き、全ての髪をショートカットにしたそうです、

    終わって彼女は「1-2インチ毛先を切ってくれ」と注文したとのにこれでは短すぎるとクレームが有り、丁度サッスーン本人がサロンに居たので、彼が出て来て、話を聞き、カットをチェックして,
    「このカットとスタイル自体はは素晴らしい出来だし、貴方にも似合っている、しかし、彼が聞き間違えて間違いのスタイルを作り申し訳なかった。 短くなった髪を戻す事は不可能だし、貴方が気に入らないのであれば、料金はいただけないし、伸びるまでこちらで何時でもセット等を無料で行いますが、カットに関しては素晴らしいカットです」

    と説明したそうです。彼女もカット事態の良さは納得してくれたそうですが。サロンには戻って来なかったそうです。

    カットの上手い下手かはその道の専門家が決めて、カットが好きか、気に入ったかは、顧客が決める。

    残念ながら我々の職業にはそのような専門家が居ません。サロンのオーナーがその役をしてくれれば良いのですが、その体制も出来ていません。

    技術は経験、年数は確かに関係しますが、それは何時も研究、勉強している人で、そうでない人は経験、年数は関係なく、下手は何時でも下手です。

    カットの枝毛に関しては、ご自宅でのシャンプー、コンデショニング、出来ればヘアートリートメンとして頂けば可なり防げます。

    サロンには今良いヘアートリートメンとが有りますので是非試してください。

  3. hairmogi says:

    ぶり
    2008年06月18日 16:06

    Mogiさん

    お忙しい所、ご丁寧なコメント有難うございます。

    話はかわるのですが、ちょっと前にイギリスのAndrew Jose氏に髪の毛を切ってもらおうとしました。ショートから伸ばしていたので襟足の部分が気になって仕方がなく、Trim程度でのカットをお願いしました。

    ら、断られました。

    「Cut, cut, cut, it’ll never grow!」

    だそうです。その時に彼のプロフェッショナルさを感じました。
    が、切りたかったのに切ってもらえなかった、というがっくりするべきなのか、腹を立てるものなのか、喜ぶべきなのか、正直戸惑いを覚えました。
    切ってしまったら伸びるのに時間がかかるので、私の「伸ばしたい」という希望はかなわない。でも「襟足の部分が微妙に長くてスタイルできない」という問題点は残ったまま。

    私の好奇心なのですが、Mogiさんは同じプロとして彼のとった行動をどう思いますか?

    またまた話は変わりますが、今まで試したシャンプーやコンディショナーに、パンテーン、Head & Sholder, J-Lifeなどがあります。
    ちなみに今はBiolageのシャンプーとコンディショナーを使っています。フケの出やすい体質なのでお勧めの商品がありましたら教えて下さい。

  4. hairmogi says:

    Mogi

    2008年06月18日 23:55
    ぶりさん

    私も職人ですが、もう少し商売人です。私個人では、「髪の毛を伸ばす場合はサロンに来ないでさい。そうしないと決して髪は伸びません、カットして伸ばすのは無理です、髪は1ヶ月に1cm、1/3インチ前後しか伸びませんからTrimですと、それ位は最低切ります、
    髪の毛は一本一本伸びるスピードが違いますので、どうしても不ぞろいに成ってきますがそれを我慢して、自分で好きな長さまで我慢して下さい」とよく言っていますので、
    伸ばす人は本当に来ませんが、6ヶ月、1年でもスタイルはそれなりに格好良く、成っています。

    ぶりさんのように始めての顧客の希望で有れば、「短くすれば、伸びてきたら、Trim すると、1ヶ月後に同じ問題に成りますがそれでもよろしいでしょうか?」と断りを入れて、それでもカットしたかったら、同じ料金で喜んでカットします。

    美容師はカットして「何ぼの料金、商売」を訓練されています、
    カットをしたく無い、Trimの顧客は非常に気を使ってカットしなければならないので、男性の禿げの顧客、月に1度来れる顧客に良く「Jast trimだから値上げしないで?Trimはいくらだ?」と聞かれる事が時々有ります、
    レストランで「腹が減っていないので特上ステーキを味見に少しの値段は?」と聞来ますか?と答えていますが?
    美容室で最大のクレームは「切られすぎ、」だそうですが、うなずけます。
    若いときは私もそうでしたから!今は、長さを残すところは残し、カットするところはカットし、毛量調整するところはする、と調整出来るようには成りましたが、顧客の好みを聞き取るのは一番難しい事です。

    フケに関しましては、
    基本は弱酸性シャンプーで毎日洗髪、それにコンデショナーが必要ですが、月一回位サロンでヘアートリートメンをしてもらうと効果が有りますのでサロンで尋ねてみてください。

    一般店頭でのシャンプー、コンデショナーは残念ながらお勧め出来ません。

    パンテーンの主製品パンテノールは髪の毛に良い成分ですが、高価な為に実質ほんの少量だそうで、Head$sholderはアルカリ性 シャンプーで、フケを取る為に角質層を剥がす効果は有りますが、毎日使用すると毛髪の角質を削りますので注意です。

    フケ取りシャンプーを使用するなら、初めは毎日ですが、5-10分頭皮に放置して下さい、その後は週に1-2回で十分なはずですが、フケは老化角質である、垢と同じ成分ですから、人によってどうしても直らない体質の人もおります、まめにシャンプーする事ですが本当の完治方法は未だ有りません。

    Biolageは良い会社ですプロ専門化粧品でしたが最近はマーケットでも購入できる様に成りました。私、Red ken がプロ製品では一番好きですが、この会社も大手化粧品会社が購入、今ではマーケット又は、サロン化粧品販売店で購入できます。
    日本製品でも。
    プロ用に製作された、資生堂、花王、カネボウ、プロ製品、アリミノ、ミルボン、製品は良い製品を作っています。私もWebSiteで化粧品を売っていますが。良い製品ですので見てくださいhttp://mogihair.myshopify.com/

  5. hairmogi says:

    ぶり
    2008年06月19日 02:22

    お忙しいところのお返事、有難うございます!!!
    ウェブサイトもチェックしました。Biolageが無くなったら試してみたいと思います。

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