Pigment
3原色 青1対赤1対黄色0 黄色だけを足していく
B=青 R=赤 Y=黄色
#1 #2 #3 #4 #5 #6 #7 #8
B1R1Y0 B1R1Y1 B1R1Y2 B1R1Y4 B1R1Y8 B1R1Y16 B1R1Y32 B1R1Y64
目的
3原色の2原色を定め、1原色を増やす事で、カラーのレベルの変化と色味の変化を知る、
青1対赤1対で黄色を増やしていく
青1対赤1対黄色0から始まり、黄色だけを倍に増やしていく方法で、カラーレベルの変化、カラー色彩の変化を調べる。
図は左から右え
(国際レベル1-10で表示します。日本は5 -15.20レベル)
- 青1対赤1対黄色0 レベルは2 色味は黄色が無くブルーが出ている
- 青1対赤1対黄色1 レベルは2 色味は黒、
- 青1対赤1対黄色2 レベルは3 色は黒が薄くなり、明るい黒
- 青1対赤1対黄色4 レベルは4 色は黒がさらに薄くなり、少し緑が出る
- 青1対赤1対黄色8 レベルは5-6 色は、緑がでてくる
- 青1対赤1対黄色16 レベルは6-7 色は緑が鮮やかに成ってくる
- 青1対赤1対黄色32 レベルは8 色は薄い緑になる
- 青1対赤1対黄色64 レベルは9 色は非常に薄い緑で黄色が出る
ヘアーからーにどう応用するか?
3原色で、青1対赤1黄色0では、黒くならないで、青みが出ている。
#1 B1 :R1 : Y0
黒髪でもし、青みが見える人は青のピグメントが多く黄色が少ない人?黄色の少ない毛髪、この人をブリーチでブロンドにするには大変な時間が必要となります。
日本人の黒髪は
青1対赤1対黄色1、同じ量の3原色カラー有ると黒になります。
#2 B1: R1: Y1
- 2)青1:赤1:黄色1 レベル2 良く見ていただくと、これが黒色です。
- 絵の具での黒です
- 実際の髪を%で表すと 青33%:赤33:黄色333% 表でレベル1がこの色です
- これが日本人の黒髪 ここまでは絵の具と似ています
もう少し明るい黒髪、
青1対赤1対黄色2と言う人の黒髪です。
#3 B1: R1: Y2
- 3)青1:赤1:黄色2 レベル2-3 少し黒味が柔らかくなっています
- 絵の具での黒です 青25% 赤25% 黄色50%です。
- 実際の髪を%で表すと レベル2がこの色ですが、
- 表では青16%、赤33%、黄色51%
- これが日本人の少し明るい黒髪です
#4 B1: R1: Y4
- 4)青1:赤1:黄色4 レベル3 濃いグリーンで暗いところで見ると黒、明るい所で見るとグリーンが見えます
- 絵の具での色です 青16%:赤16%:黄色66%
- 実際の髪を%で表すと レベル3、青12%赤30%黄色は58%
- これば日本人ではかなり明るい黒髪です
黒を明るくするには大量の黄色が必要になりますが、これはあくまで絵の具で黄色を増やす事で成ります。
ヘアーカラーでは、こうは行きません、そこで、オキシ、ブリーチでこの青、赤を削ることで、可能になります。
問題は、黄色を増やす事が出来ないと言うことです。
この問題がある為に日本人の黒髪を明るいブロンド、ミルクテイーにするにはブリーチだけでいくら明るくしても綺麗なブロンドにならず、オレンジブロンド、黄土系ブロンド、となって上手く行きません。
これを今度は別の観点から実証して見ましょう
最初に日本人の黒髪と外人のブロンドヘアーのカラーの配合を見てみたいと思います
日本人の黒髪カラーと明るい毛髪カラー配合です、
髪の含まれている3原色の比率です。カラー毛では有りません。
白人自毛ブロンドヘアーのカラー配合は
暗いブロンド8レベル
青2% 赤5% 黄色93%
少し明るいブロンド9レベル
青1.4% 赤3.6%黄色95%
明るいブロンド10レベル
青0.3% 赤0.7% 黄色99%
となっています
結果
日本人で黒髪が青みががって見える人は、この1番のように青と赤が多く黄色が少ない人と言うことが出来ます。この黒髪を明るいブロンド系、黄色ブラウンを作る事は大変です。絵の具では青1対赤1対黄色0で表しています。
50%50%0% 33%33%33% 25%25%50%
#1 B1 :R1 : Y0 #2B1: R1: Y1 #3B1: R1: Y2
16%16%68%
#4 B1: R1: Y4
絵の具では、3番、4番では、青、赤が同じ比率で有りますが、黄色を倍倍にたした色です
実際の毛髪では、青が少なくるのが早く、赤はそれほど少なくなりません。
日本人の黒髪のレベル3~6(日本式)国際レベル1~3レベル
黒髪1 B33% R33% Y33% 黒髪2 B17% R33% Y50%
黒髪3 B12% R30% Y58%
青:赤が同じ量ですと当然青が強いのですが、青が赤の約半分となりますと、赤味、紫になってきます、それに対して、黄色がそれほど多くないと、どうしてもオレンジ、レッドオレンジに成りやすくなります。
日本人がブロンドの国際8レベルにブリーチで上げて、青2% 赤3%の白人と同じくしても、肝心の黄色は、国際黒髪#1ですと33%です明るい黒髪#3でも黄色51%です。
黒髪#1を8レベルに上げると33%黄色(青2%+赤3%=5%黄色33%割る5%=6.6倍です。
B1R1Y4 B1R1Y8で最初の#4#5の明るさ、青と赤が同じくらいですと丁度#1B1R1Y0
の赤みの濃い青色に黄色が6.6倍ですから、赤みの強いブロンド、茶髪にしかなりませんという事です
残りののカラー33%黄色+(赤+青5=38%-100%= 残りの62%は空洞?白色、白髪?
状態ですから、必要以上にブロンドにするとTVで日本人女優のブロンドが時々白髪に見えるのは、強いライトに当たると毛髪にカラー無いので白髪に見えます!!
ブリーチ後は必ずトーナーで不足のカラーを補ってください。