毛髪健康、毛髪の損傷、白髪とブリーチ毛違い
ヘアートリートメント#3
前回は毛髪の損傷について述べました、
今回は
2)白髪と、ブリーチ毛の損傷の違いは?
白髪染めとブリーチ毛のカラー方法の違いは?
について述べます
2)白髪と、ブリーチ毛の損傷の違いは?
同じ白髪、白い髪でも本物の白髪と、ブリーチ毛の白髪とは健康状態はまったく違います。
自然毛白髪
毛髪は固め、 年配の白髪は細め、シャンプーしても毛髪がからまない
ブリーチ毛の白髪
毛髪はごわごわ、硬めでなく、
毛髪が切れている、 シャンプーするとからみやすい、
と言う表面的な違いが有ります。
ブリーチで毛髪の色素を取り除きますと、どうしても毛髪自体の成分、形態も破壊するようです。ですからこの違いが出来ます。
白髪染めとブリーチ毛のカラー方法の違いは?
白髪染めのカラーは
染まりにくい、
色素が空になっているが毛髪自体の成分、組織は完全?に残っている。
色素の部分にも毛組織、成分が入っている?ので、カラーを浸透する事が困難だ。
毛髪自体を柔らかくすることが必要
6%をオキシだけを最初に白髪部分に塗布、その間カラーを作成する
明るいカラーの白髪染めを行うときは
自毛レベルのカラー剤を5分の1~、10分の一を入れる
目的のN カラーレベルを白髪の%入れる、白髪が50%以上の場合50%をNカラーにする
もし、明るいレベルのNを作成したいなら、(白髪50%以上)
目的レベルN 50%
残り50%に 目的レベルの、赤系、黄色系、マット系を同じ分量を入れる、
これで綺麗に染まるはずです
具体的には
12レベル位の明るさの白髪染めで N にしたい
Lebel Cosmeticsで参考にしてみます
自毛 5レベル
白髪50%以上
希望12レベルの N
染まりにくい
最初に6%オキシを塗布 流しません
カラー剤作成 60cc
レベルWB 5 又はCB 5 を5cc
CB 12 20cc
O 12 15cc
M 12 15cc
A 12 6cc
+6%オキシ
で行います。
カラー剤が無いようでしたら、出来るだけ3原色を作って上げて行います。
黄色実を出したければ、これに G12 足します、又は、M12 をはずして、その代わりに G12 を入れます、赤みを出したければ、O 12 を多くする事で出来ます。
ブリーチ毛
どんなカラーでもすぐに反応する、すぐに退色する。
これは毛髪自体が破壊されているからこの現象が起こります。
最初にトリートメントを行います。
カラー剤にトリートメントを入れます、
カラー後にとリートメントを行います。
白い髪を暗くする場合、12~14レベルから
9レベル以下に落とすときは
トリートメントを行い、さらに痛んでいたら、トリートメントを毛髪に塗布しそのまま
ピグメンテーションを行います
Gmix + Rmix 1対1です オキシ1.5%で十分です
これを塗布、真っ赤なオレンジなります, 10分~20分で、リンスしてもよし、そのまま希望のレベルのカラーを6%オキシで作り塗布します。
シャンプー後
トリートメントして仕上げます。
ブリーチで白くした毛髪、明るくした毛髪は、カラーが入っていません、それを暗くするには、どうしても、赤、黄色が多く必要です、
カラー剤の暗い色は青が多く有りますが、赤、黄色が不足していますのでこの方法をとります。
ただ日本では、ブロンドでも、ミルクティーでもかなり暗い色ですから、
これは16~18レベル位の毛髪の人達です。
12レベル以下は必要ないかもしれません。
ただし5~6レベルの黒にする人には N だけでなく、白髪染めのように5~6レベルの赤系
青系、カッパー系、黄色系を足してください。
最後のトリートメントする事で退色が防げます。
トリートメントを行い、さらにトリートメントを毛髪に塗布して、カラー剤、ブリーチにもとリートメントをいれて行う方法は
この方法はその昔昔、パーマが今より流行していまして、パーマがかかりにくい人が結構いました、
そのときRedKen ケミストでPPTを作成した人物が「、パーマの前にPPT、パーマをかける毛髪にPPT塗布、パーマ後にPPTを行え、」
と言う事を良く言っていました、そのまねです。
理論的、化学的には全く分かりませんが、最近行った事で
https://hairmogi.wordpress.com/カラー教室/毛髪を白くするには!!その方法/若い日本人女性の髪を白くする!!#3
彼女に行い、髪の毛の痛みを最小限度に止めることが出来ました
その後、顧客にも行い、ここでは、プラチナブロンドを作りましたが、髪の毛は素晴らしい?? コンディショナーで私も驚き?ました
詳しい効果、成分がそうなるかを知りたい方ははやはり
M.G..Q.さん http://mixi.jp/show_friend.pl?id=275884
ふうりんさん http://mixi.jp/show_friend.pl?id=7401717
に尋ねてください’
私は説明できません。
効果がある事は確かです。
次は
antonio 2009年10月31日 13:06
白髪とブリーチ毛の違いって、ずっと謎だったことが分かりました!
見た目は似ていても、ずいぶん違うのですね。
詳しい解説をどうもありがとうございます
なっちゃん 2009年10月31日 22:49
自然白髪とブリーチ白髪にはそんな違いがあったんですね。
頭の中だけでぼんやり理解していたものが文字にしてもらい簡潔にしていただいてクリアに理解できた気がします!
少し質問してもよろしいでしょうか?
つい先日白髪がキレイに染まらなかったお客様がいました。
そのお客様の髪は
1、90%以上白髪
2、毛髪すべて太くてツルツル(直毛)新生部はつやつや
でした。
2、3ヶ月に一度毛先まで薬をのばしてカラーリングしているので根元は色が薄く、毛先にいくにつれ濃い色になっています。
これを根元~毛先まで均一な色にしようとすると、
1、根元リタッチ部にオキシ6%を塗布
2、その後希望色の薬を塗布
でいいのでしょうか?
ちなみに、白髪が染まりにくい白髪10%の方でも同じ方法でいいのでしょうか?
Mogi 2009年11月01日 02:12
Antonio San
私自身長い事あまり良く考えていませんでした。
単純にブリーチ毛は髪の毛が痛んでいる位で、白髪はキュティクルが硬いので染まらないでしたが、どうもそれだけではないようですね。
Mogi 2009年11月01日 02:56
なっちゃん
コメント有難うございます
「2、3ヶ月に一度毛先まで薬をのばしてカラーリングしているので根元は色が薄く、毛先にいくにつれ濃い色になっています。」
カラーなさる時に根元を染めて毛先まで同時に同じカラーを塗布されていますね!!
サービスで〔親切で〕これを重ねていますとこうなりますよ。
2~3月に1度来店、90%以上白髪
これを根元~毛先まで均一な色にしようとすると、
1、根元リタッチ部にオキシ6%を塗布
これは新生毛ですから良いですね
来られる回数が少ないのでそうなさると思いますが、カラーの基本は伸びて来たカラーのリタッチです
2、その後希望色の薬を塗布
でいいのでしょうか?
ここが問題です。カラー毛は別の処理が必要です
2~3cmに白髪染めして、後はカラーを塗布しません。塗布が必要ならこの方は年2回が限界です
カラー毛に同じカラーを塗布すると、どんどん濃くなります。
カラー毛をリフレッシュするなら
1)カラー毛リフレッシュするなら、テンポラリーカラーを塗布する〔別料金〕
2)使用したカラー残りにシャンプーで薄めて、シャンプーボールでカラーを流して、最初のシャンプーに使用します、良く揉み込んで2~3分放置で大丈夫です。
3)根元カラーをして、放置時間10分前に、水スプレーで毛髪を濡らしながら、根元のカラーを大きな櫛で梳かしながら根元のカラーを全頭に伸ばして、時間を待ちます。カラーを伸ばすのに2~3分ですから、5~7分位放置でシャンプーします。
ちなみに、白髪が染まりにくい白髪10%の方でも同じ方法でいいのでしょうか? 」
白髪の染まりにくい毛髪は
1〕6%のオキシを根元に塗布。
2〕カラーをNを中心に、同じレベルの3原色カラーを入れる事です
明るいカラーでの白髪染めを述べてありますのでそれを応用してください。
なっちゃん 2009年11月01日 08:31
Mogiさん
ありがとうございます。
リタッチで希望色になれば既染部にはカラーの薬を伸ばさなくてもいいですね。
カラー毛リフレッシュ、テンポラリーカラーというのは初めて聞く言葉なのですが、どのようなものでしょうか?
初歩的な質問で申し訳ないです
Mogi
2009年11月01日 10:55
なっちゃん
そうです、毛髪は伸びてきます、それで根元リータッチというカラーをするわけですから、毛先にはカラーを塗布しません。
カラー毛の退色に対して行うのは
テンポラリーカラーとは、オキシが入っていないと言いますが、何か入っています。を使用します。
日本ではRedKenSQはもうないのですね!
後は、セロフィンカラー、酸性カラーがこの種類です。
カラーの色味を入れるだけで、カラーをリフトしない、トーンを変える、白髪は完全には染まらない製品です
もしカラーを使用するなら、トナーを作成するように、オキシを水で薄めて、1%くらいで行います。
なっちゃん 2009年11月01日 15:44
Mogiさん
お答えありがとうございます。
わかりました
私はずっと黒髪にするカラーと白髪にするカラーを別物として考えていましたが、オキシの%を変えたりする考え方は一緒なのですね。
今、お店で酸性カラーとアルカリカラーを交ぜるタイプのものもあるのでいろいろ実験して試してみます
ありがとうございました。