6月セミナー 13日

6月に入り第2週目です、先週は残念ながら写真を取れませんでした!

今週はもう少し詳しく体の動き、足位置を理解してもらいたく、時間を割きましたので、もう一度ご覧下さい

天頂部を平行にカットです

正しい方法

1)立ち位置2時足位置 左足を椅子の真下、足を大きく開けます。

2〕腕をまくります。椅子から離れていると可なり前傾姿勢になりますが、左肘はカットラインで、左手は頭部と平行です、

3〕そのままの高さで順次後方に戻ってきます、後方ではほとんど姿勢が立ちます

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最初にTiffany sanです、彼女はオリジナルから参加しています。

1)腕が縮が伸びていません。

2)足地も1時の位置です、

3)これですと体が斜めに成りすぎます。左手の肘を伸ばします、

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4)左手のカット位置と、左手の肘が同じ場所になるように指導します

彼女は2週間目ですが3年前に私のセミナーを何回が受けたそうです。

1)左肩が入っています、左肘はやや後方です、

2)足位置は今度は3時です、

3)それを足跡紙で示します、

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4)足を3時にするとカット位置が手前に持ってくると、左足が動かなくなり反り返ります、

5)2時位置を表示します 6)肩をカット位置に持っていくと左肘は自然とカットラインと平行に成ります。

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今度は真後ろに立ち右側頭部を真っ直ぐ引き出します。

1)立ち位置は左足半歩前です

2)上に乗って体の位置を決めます

3〕2人供左腕がカットラインと平行ですから真っ直ぐに引き出します

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1)彼女は左肘が後ろの方向で、体が可なり直線に立っています、

2)足位置を見てみましょう、ほとんど平行に立っています。

3)この姿勢で左肘をカット位置と平行にすると、可なり無理をしますので、同じ状態でカットする事が出来にくくなります。

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今度はそのままの右側頭部位置から後頭部中央まで体を移動しながらカットして行きます

1)右足を大きくステップ移動し、

2)同時に左足も少し移動します、

3)後頭部をカットする時は体が椅子と平行になります。

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1)彼女は半歩より左足を出しています、

2)右足を下げてきますが、左足は同じ位置で回転しているので、

3)最終カットは後頭部を真っ直ぐに引き出せません

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1)今度は半端前に出してたちました、左肩も入っていますが上体を引っ張っていません、

2)右足を下げながら、左足も小さな円を書きながら動いています、

3)最終後頭部を椅子と平行に、左肘は天頂部の中心に、顔の中心にあります

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足の移動練習

1)2時の足位置で右側側面をカットして移動する事も出来ます

2)後頭部中心から左側は2時の位置で毛髪を引き出さないと直線に切れません。

3)足を移動しながら、左側頭フロントまで来ます。

4)そこから最初の位置まで足を移動させながら元に戻ります。

5)足移動が決まれば、よそを見ながらでも元に戻ってきます

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カットをしないで足移動を練習します。

2週間目の彼女はどうでしょうか?

後頭部から2時位置で引き出し、足を右足を下げて、左足を少し移動させ、左側まで行き、戻ってきます

Tiffanyさんはこの動きがなかなか出来ていませんでしたが、今回は理解してもらったようです

Aー line Graduationカットアングルの引き出し方です

良い方法

櫛をガイドラインに使用します、櫛の片方を地肌に付けて左手の指を櫛をガイドに下ろしてきます

アングルと長さが決まったら、同じ場所、同じアングルで、櫛をさらに下に移動させ地肌に片方をつけて同じアングルで引き出してカットします

この場合は良くない方法

多くの美容師がアングルを決められないのは、櫛で髪を梳かし指で髪を挟むと同時に櫛の片方を地肌から離すためにアングルが決まりません

はさみアングルとはさみ持ち方

カットアングルははさみを上から下にアングルを決める場合と下から上にアングルを決めなければ成らない場合が多く有ります

正しい方法 上から下に、

左手が上から下りてきて、右手首を曲げて左指カットラインに添えてカットします

悪い方法

左手が上から下りてきて、右手首が直線で左指カットラインに添えてカット仕様としますが、ご覧のような状態で、刃先がカットラインに沿いませんのでカットラインが思うように出来ません。

下から上にアングルカット

正しい方法

はさみを持つ右手を外側に曲げて、右手首がカットラインより内側で、カットアングルの左手指に沿わせてカットします

悪い方法

手首を伸ばし、手首がカットラインの外側から、左指のカットラインに合わせ用としますが、刃先がカットラインから離れて正確には切れません

如何でしょうか?

私が足位置、体位置を何時も気にしているのがご理解できますか?

直線の積み重ねでカットラインを作るのですが、残念ながら、少し足位置、体位置をずらすと違った直線を作り出します。

カットはそれを生かしてカットデザインをするわけです。

其の前に、何処に立ち、どの足位置でカットするとどのラインが出来るのかを知って居ないと、何時も感じでカットしてデザインを作成するようになります。

それが出来る人は、数多くのミステイク、数多くの顧客泣かせ、をしていかないと出来ませんし、何時までも出来ない人が多くでます。

私のクラスに来る美容師も5,10,20,30年とカットしていて、カットのデザイン、方法も何となく出来ますし、顧客も多く居る美容師ですが、自分の考えているラインが出ない、デザインが出来ないという方がほとんどです、そしてそれを認識して来て頂いています。

私の根本のカット方法を身につけると、経験が一気に開花します。

それまでが大変ですが!!

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