ヘアーカット教室/ 午後の講習会＃２

午後のセミナーが2時から始まりました。

本来は午前中だったのですが、幸いに午前中が満タンになり、午後からのリクエストが有りましたので急遽追加に成りました。

もう一人居るのですが、体調不全で今日は休みです！

午後のクラスは可なり特徴が有ります。

黒人のThomasina White さん　は黒人専門美容室で働いているから、ウェットカットはした事が無い！、ストレートヘアーもカットしたことが無い！

ドライカットでカットする。！！

Junko Kawakita さん    　今回ただ一人の日本人女性です。アメリカ3年こちらで美容免許を取り、今アシスタントだそうです！これから大変です！楽しい人生です！

kaorou Takagi さん　　一番若い、このサロンを提供して頂いた、高木さんのお嬢さんで、今アートスクールの学生、美容師免許同時進行です！

Sigrun Jonssonさん　　　Dana Jeffer さん

同じサロンで働かれる美容師で、経験豊かな方たちで、Sigrumさんは、アイルランドから、北欧の女性で、純粋の金髪です。

今回も同じように講習会の内容を説明

早速ワンレングスをカットしてもらいました。

最初に何方か目線でカットすか、？？

残念！！今回も誰も居ません

姿勢はどうでしょうか？？

背の小さい東洋人は午前中も同じですが、腰を引いて真剣にカットするラインを見つめてカットしますね！！これは可なり疲れるカット姿勢と思いますが？？

今回はアメリカ人はほとんど立ったままでカットしていました。

足位置はどうでしょうか？？

ここでもいろんな立ち方でカットしていますね！！

左手の位置とアングルはどうでしょうか？？

午前中の人達と同じで立ち位置が高く、左手も捻ってカットラインを見ながらカットしています

違う人達ですが、左手を見てください、後頭部中心から、右側に移るのに、ガイドラインを持ちながら、体をネックに沿って丸く動いているのが理解できます、

これですと当然ワンレングスですが、後頭部が下がってラウンドU型にカットできます。

ボックスボブは残念ながら絶対に出来ません！！

立ち位置で、Sigrunさんは後頭部カットで無意識に、左足を前に出しています、

これですと、左手の肘がカットラインから離れすぎていますので、自然に右上がりのカットに後頭部がなりやすくなるカット姿勢、足位置です。

総論　Mogiの独善と独断ですが

どんなカットでも、立ち位置、体位置、足位置関係なく練習すれば出来ます。

私がどうしてこれにこだわるか！！

カット、今回はボックスボブ、その後グラジュエーションAラインをカットしましたが、どのカットするにも、正確に、早く、綺麗に出来る方法がある筈です。

それを行うには、立ち位置、体位置、足位置、を知る事が重要だと私は考えるからです。

理論的には、

カットラインは直線（鋏、櫛が直線）からだの動きは円運動、この円運動（無限の円運動）をコントロールして、円運動の一部を直線運動と捕らえて行うと正確に直線が引ける、書けるという事を知る事が出来たからです。

この後私が、デモストレーションし、Miki,TAka、さんが私のカット中に解説をしてくれ、もう一度生徒さんがカットする事で、カットは完全では有りませんが、（私も完全にはそう簡単にはできません）コンセプトを理解していただき、カットも可なり正確に出来るようになりましたのは私も驚きました、特に経験の有る美容師は、その分理解が早く、この時点ではカットも一気に上がりました。

来週が楽しみです。