2010年 4月12日 ロスアンゼルス講習会
4月の講習会が始まりました。
今回の最大の特徴は新しい生徒より、何度目かの生徒の方が多いと言う事です。こちらアメリカでは美容師は、ワークショップをあまりしませんので、これは私にとっては以外で有り、嬉しい誤算でした。
Araceli Boyceさん初参加. .Jody さん と Timesha さんは先月に続き参加
Jimさん 2回目. .Weeraya さん 2回目. .Connie さん3回目
今回はコンセプトの部分体の動き、足位置に少し時間を使ってみました
最初に、スキル部分、手首、指の運動です。親指だけの運動、鋏の開閉に早く、正確にする練習です
これからコンセプトの練習になります
天頂部のカットの足位置、体の動きの練習です
実際に天頂部カットの不.正.方法を説明 モウーションを行ないますが、なかなか上手くいきません
DVDを見て練習してくれればいいのですが!どうも単純に見ているだけのようです!!
実際にカットをしながら教えていきます。俄然皆さん真剣さが違いますね!!
真後ろの髪を引き出す、体の位置、足位置、手と肘の位置を説明します
今回の生徒では一番クラスを取っているConnieさんのカットを見てみましょうか?!
#1左側バックを引き出すところ。左肘、左手のアングルを見てください。正確に出来ています
#2肘位置を固定して、髪を引き出してきます。足位置は2時の位置です。左肩がカット方向に入っています
#3体で引き出しながら、カットラインまで持ってきます
#4カットラインに来たら、鋏でカットしますが、Connieさんは鋏の持ち方が変形で、カットラインと、鋏が平行に成りません! どうしてもカット面が斜めになる癖が有ります
初めて参加のHo yuanさん
#1引き出して手が斜めに成っています。ここでは彼女垂直にカットするはずですから、正しくはありません、
ただ、鋏とカット面は平行に成っています。
#2足位置が確りと2時位置で有りません。A)これですと、左肩が入りにくく、B)ご覧のように、背中を丸めてカットラインを見ます。C)左肘が、体の中心に行っていませんから、斜めにカットするようになります。D)肘が体に付いていないのでどうしても、手でカットラインまで、毛髪を引き出しますので、安定して同じラインを切る事が難しくなります。
初めて参加のEstherさん
#1足位置はこれだけ見ても正確な事が分かります。左足が12時をさしています
#2左手の肘も体の中心に持ってきています。左手もカットアングルと頭部が平行に成っています。
左肩も可なり入り込んでいます 問題はカットする鋏の角度です
#3鋏のアングルを見てください!これは?カット面に対して鋏が90度に入ってきています、本来なら、カット面と平行で、指と平行に入ってこないといけません。これは鋏の持ち方に問題が有ります。
この持ち方でカットする時もありますが、彼女はこの持ち方でしかカット出来ません、それが問題ですね!
Connieさんは今回はラウンドレイヤーカットにの変化に挑戦しました。 後頭部までを同じ長さで、その下を グラッジュエーション にカットしました
これは鋏だけでカットしただけです。
それをスキ鋏を使用して、毛量調整をして仕上げたのがこの作品です。!!!
Estherさんは経験豊かな美容師で、同じラウンドレイヤーを行い、すき鋏をしようして、毛量調整を行いセットをランウンドブラシを使用して、仕上げます
彼女も後頭部から下を、グラジュエーションをConnieさんより薄くして作成しました。
カットを教えていますと
如何に足位置、体位置、鋏のアングル、等細かいようですが、それが出来たいないと、一つのセクションから次のセクションで、同じカットラインが出来ない事、カットするたびに違うラインを重ねているので綺麗なカットラインが出来ない事が理解できます。
カットを勉強する場合。
足位置、体位置、体の動かし方、これは自分で幾らでも練習できます。モデルも、ウィッグも必要ありません。
鋏を正確に早く動かすには鋏の開閉を行い、その方法として新聞紙を真っ直ぐに切ってもらいたいと思います。
これを自分で練習すればするほどカットの上達が早くなります。
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